友達は「あんなの迷信よ」と言っていた。
まぁ確かにそうかもしれないけどさ･･･
「だ、だめだよｯ!」
「いいじゃない。先生来たら来たで「ピアノのコンクール発表会」の練習してました。って言えばさ!」
そうかもしれないけど････五分程度音楽室の前で話していた。
カタカタ･･･
私達は固まった。
「ま、窓･･･空いてないよね･･･?」
「な、何か寒くない?」
「そうかな･･･?」
私だけ寒気してた････････トントン･････
肩を叩かれた。
「や、やだ。何?」
笑いながら、振り返った。冷や汗がタラリ････
ナイフを持った男性。足は無かった。
「キャｧｧｱｱ!?」
「ど、どうしたの?」
「な、ナイフを持った男の人が････」
「はぁ?何言ってるの?」
･･･見えてない･･･
「･････足をくれ･･･」
そう言ってナイフで私の足を刺した。
―その後の記憶は無い。気付いた時は病院―
「私･･･どうしたんだっけ･･･?」
「階段から落ちて骨折したのよ。ごめんね。熱っぽかったのに貴方が「大丈夫」って言ったからあまえちゃって･･･」
え･･･そうだっけ･･･?
たしか･･･霊にナイフで足を刺された･･･
「あ･･･ううん。大丈夫。また行こうね。」
何故かこの言葉が出て来た何で･･･?
終わり?
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