濡れた瞳で 君が言う
抱きしめてください
愛してください
決まっていた事だ
僕が始まった時から
君が始まった時から
花が水を欲するくらい
鳥が空を目指すくらい
自然な事
戸惑いなんて
欠片もなく
僕は君を選んで
君は僕を求めた
毎夜 繰り返される宴
躰の中で覚醒する
酔いのせいか
運命がそうさせるのか
抱きしめてください
愛してください