LASTSUMMER#04 『VS朝山中』

SETTARMEN  2007-07-15投稿
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俺達はシートノックが終わり、3塁側ベンチに座った。


カズマがメンバー表を持って審判の所へ向かった。


しばらくすると、カズマが『先攻!!』と叫んだ!


『ヘーイ!』と俺らは返事をした後、ホームベース前に並んだ。


主審『これから朝山中と藤城中の練習試合を始めます!!お互い、礼!』


『お願いシャース!!』

この声と共に朝山中ナインはそれぞれの守備位置に、俺達は3塁側ベンチに走って行った。


【1回表】

曾我端『相手いいピッチャーらしいから、しっかりボール見極めて打っていけよ!!』

全員『ヘーイ!!』


遂に試合が始まった。

藤城中1番は北条。

東トリオの一人だ。

タク『アキ打ってけよ〜!』

第一球。

アキはセーフティーバントを試みた。

ガシャーン!!

ボールはバックネットに当たった。

ファール!

南投手の球威に押されたようだった…


ケイタ『速ぇぇ!!』


全員が南投手の球速に驚いたようだった。


リュウヤ『ショウと同じ位じゃね??』


ショウ『速ぇな…』

第二球。


『ストラーイク!』


主審の手が上がった。

おそらくスライダーだろう…


アキのバットは空を切った。


三球目、四球目とストレートのボールが続き五球目。


カキン。


フラフラと上がった打球は一塁手の中西が捕球した。

1ナウト。


続く2番は白石悠都。


ショウ『まず塁出ろや〜』

カズマ『真っ直ぐ速いぞ〜。絞ってけ〜。』

第一球。


バン!!

『ストライーク!!』

アウトローに綺麗にストレートが決まった。

続く二球目。


ブン!!

『ストライークツー!!』


スライダーに空振り。

キョウスケ『スライダーもバリ切れてるじゃん☆』


タク『いい投手だな…』

2ナッシングからの三球目。


バン!!

『ストライーク!!アウト』


高めのボール気味の球にユウ君のバットはまた空を切った。


2アウト。


南の立ち上がりは抜群だった…



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