修平「あれ〜、どこに行ったのかな?あ!いた。」
青年「何でみんな練習しようとしないんだろう?はあ・・・」
修平「あの〜、ちょっといいかな?」
青年「え!は、はい。何ですか?」
修平「えっと・・・」
修平は、野球部を設立してくれるように頼んでいる事や野球をしてくれる人を探していて後1人だけ足りない事などを詳しく話し、そのついでに、さっきの事を聞いてみた。
青年「実は・・・」
話は、中学校の時に友人が卓球をしていたこともあり、高校では卓球をしようと決めていたが、向日葵高校の卓球部の評判の悪さを知らずに入部してしまい困っていたと言う内容だった。
修平「ねえ、もしよかったら一緒に野球しない?」
青年「え!でも・・・小学校の時に少し習ってただけだし、僕なんかでいいの?」
修平「もちろん、大歓迎だよ。あ、でも卓球部の方はどうしようか?」
修平は、勧誘する事に夢中でその事をすっかり忘れていた。
青年「あ、それなら大丈夫だよ。まだ、一応仮入部中だから。本当はすぐに、入部するつもりだったんだけど顧問の先生がまずは、仮入部からにした方がいいって言ってたから。」
修平「そうなんだ!(確かに、それで良かったと思う。先生も、あの状況だからまずは、仮入部からさせたんだろうな。)」
修平は、卓球部の現状を見たので、心の中でそう思っていた。
一馬「えっと、僕は仲村一馬。これから、よろしくね。」
修平「僕は、山田修平。こちらこそ、よろしくね。」