久々にドキっとした。
かわいい！！
いや、単純に好きになった。
一目惚れか？？
そう一目惚れってやつだ・・！
「って聞いてんのかよ？？」
「聞いてるよ〜また空の好きな子できた〜どうしよう？？だろ」
「健司！やっぱり１１年も一緒にいると何でもわかるんだな。」
「付き合いの長さは関係なしに空はわかりやすいよ」
コイツは里中健司、小学校から高校二年の今まで付き合ってきた親友！
「今回は違うんだよ！かなり本気！今までに無い感じなんだよ！」
健司は少し呆れた顔で、「へぇ〜、で？何クラスの子？」
「いや、同じ学校じゃない！今日学校来る途中に寄ったコンビニで立ち読みしてて制服が武蔵野高校だったから！」
「じゃあ、会えないじゃん！武蔵野高校に知り合いいねぇし！」
つまらなさそうに健司が言った。
「待て待て！三日後に武蔵野高校文化祭なんだよ。その日に乗り込もう！それしかチャンスはない」
健司はどう少し嫌そうにしてたが付き合ってくれるみたいだ。
長い３日が過ぎ・・
いよいよ文化祭当日
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