バラバラ??

ひかる 未来  2007-07-20投稿
閲覧数[694] 良い投票[0] 悪い投票[0]

俺は和室に入って携帯を急いで探した。

すると、携帯はあの押し入れの上のスペースから見付かった。

気味が悪かったが、友達の事が心配ですぐさま携帯を手に取って友達に電話をかける。

プルルルルル…プルルルルル…



嫌に耳に響いた。



早く出ろよ!!


『…もしもし?』

「…!?お前、無事か?」

『んだよ〜…なんかあったのか?…
今、俺運転中なんだけど。』


はぁ〜良かった…

友達の無事を確認出来て安心した。
一体さっきのは何だったのか?
考えると益々不安になった。

『それより、留守電聞いたか?』

「…あ?…ああ…」

『お前、電話出ねぇからさ〜』

「……。」

『どうしたんだよ?なんか暗いけど…』

「…あ…なんかさっき留守電に変な声聞こえてさ…」

友達にこの事を告げるのが何だか嫌だった。

『…え?…何?…ザーザ…よく聞こえない…』

「…!?電波、悪ぃな…」

『…え?…ザー』

なんだか俺は胸騒ぎがした。

「…なぁ!聞こえるか?」

『ザーザ…うわあぁぁ!!…ザー
止めろ!!…ザーザ…来るなッ!!…』

「…!?」

電話越しに友達は何かにとてつもなく怯えている様子だった。

何が起きたんだ?!

訳が分からなかった。

つづく



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ひかる 未来 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]
憧れのモデル体型
2800円で可能!?


▲ページトップ