俺は直ぐに押し入れの上のスペースに、体を押し入れた。
人が簡単に入れるくらい広い。
そして俺は無我夢中で奥の、はがれかけた天井をはがした。
恐怖で手足が震えていたがそんな事気にしている場合ではなかった。
友達が死んだんだ…
俺が巻き込んだせいで…
そんな思いで一杯だった。
天井をはがすと、屋根裏があった。
真っ暗で何も見えなかった。
それに変な匂いがした。
俺は手に持っていた懐中電灯で、屋根裏を灯りで照らした。
すると…
屋根裏全体にスーパー袋が散らばっていた!
「…んだよ…これ…」
ゾッとした。
スーパー袋の中には、バラバラの遺体が入っていた!!
「…!?…ゲホッ…ゲホッ」
すごい吐き気がした。
変な匂いの正体は死臭だった…。
そしてどの遺体も腐りかけていた。
その中に混じりながら一つだけ、古びたスーパー袋があった。
見る気にはならなかったが、調べてみた。
その中には2人の白骨化した頭部が入っていた!
「…!?」
俺は手を口に当て、目を逸らし屋根裏から顔出した。
「ゲホッ…ゲホッ」
耐え難い光景に、気持ち悪くて仕方がなかった。
何であんなにバラバラの遺体があるんだ?
分からなかった
つづく