届くことのない手紙(日記風)

 2006-03-06投稿
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これは詩とは呼べないと思いますが詩のつもりで読んでください。



俺はお前と付き合ってから何かしてやれたか…?

しょうもないことで怒って泣かして

すぐ焼きもちやいてはきつくあたって泣かして…

それでも俺は幸せやった。
お前と付き合って1年と6日が過ぎた日

生涯忘れることはない5月27日

俺らは俺のベッドの上で一つになったなぁ

この日を境に俺らは同棲して

俺は幸せやった、お前も幸せやったと思う。

しばらくしてお前の腹の中に赤ちゃんいること分かった日

お前は申し訳なさそうにしてたけど

俺は嬉しかったんや。

俺もやっと父親かぁって

だからすぐに式挙げようおもて、お前が産婦人科行く時式の準備を優先してもうた。

そのこと今も後悔してんのや。

お前は玄関で…性別分かったらラブコールするわって
結局かかってきたんは病院からや…

次お前を見る時がまさか病院のベッドの上で白い布かぶせられた時なんてな…

お前はよく付き合い立てのころゆうたな

街でさきさき歩く俺の手つかんでおいていかんでよって…

何でお前が先逝くねん?

おいていかんといてくれや。

もうすぐお前んとこ行くから、

待っといてや…



この手紙は後に遺書として警察に回収されたが、遺留品リストから消え今現在どこにあるかは分かっていない…。


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