君の影と散歩◇1

榛名 あやめ  2007-07-23投稿
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里佳、
俺はお前のこと忘れない。

お前が俺に残してくれた、キラキラとした思い出。

それを胸に、
俺は、
今日も歩くから。








彼女は、交通事故で、つい先日に亡くなった。

道路に飛び出した子供を庇おうとして、身代わりになってしまったのだ。



「稔サン、泣きたいときは泣いたほうがいいっすよ」

俺にそういうのは、
里佳の弟である、琉也。


「あぁ…そうだな……」




何故か俺は、
泣くことが出来なかった。

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