「オレ、もっとキョウと話したいな。でも、母さんにも会わないとな」 背を向けた二人に私は珍しく、声を張り上げた。 「また、来て下さいね。待ってます!!」 きっと、その時の私は久しぶりに満面の笑みを浮かべていたのだろう。それは、二つの美しい光が、私の暗く沈んだ心に触れたから。今になって思えば、彼らとの出会いが私を変えたのだろう。 「またな!」 二人は同時に答えた。
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