「武蔵野祭」
中はまさにお祭り騒ぎ!ここ武蔵野高校の文化祭は有名で、大学に劣らない本格的な文化祭が開かれる!
屋台、服や小物などのフリーマーケット、お化け屋敷やミラーハウスのアトラクションなどで多くの人が楽しみに集まってくる。
「やっぱ、武蔵野祭はすごいなぁ〜人多い!空〜見付けられんの??」
「大丈夫!絶対見付けるから!何となく上手くいく気がするんだよ!」「ホントに単純だな!まぁ、楽しみながら探すとしますか!」
「そうだな。とりあえず色々見て回ろう!」
2人はたくさんの店やゲーム、アトラクションなどで遊ぶ事に夢中になり、時間はお昼を過ぎていた!
「健司!腹減らない?」「減ったな!昼過ぎてるし、何か食うか!」
「焼きそばとお好み焼きは食っとかないとな」
「わかったよ、俺が買ってくるから空は食う場所確保しといて」
「あいよ!」
空は中庭にある小さなベンチを見付けて、食べる場所を確保した。
「買ってきたぞ!」
「サンキュー!まじうまそう〜いただき!」
「空〜見付からないな〜大体は見て回っただろ!」
お腹も膨れ満足そうにしている空に呆れた顔で言った。
「そうだな〜何でいないんだろ!休みとかかな?」
「まぁ、その可能性もあるな!文化祭は休んでもあんま問題ないだろうし。」
「あ〜あ!いなかったらショックデカいな〜!」「もうちょい回ったら帰るぞ!今日約束あるからさ!」
「わかったよ。」
いないかもしれない可能性が出てきて元気がなくなり、ボヤくように空は答えた。
「健ちゃん!!」
その時後ろから健司を呼ぶ声がした!