殺し合いごっこ‐LAST CHAPTER‐18

龍角  2007-07-25投稿
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同時刻

鬼倒衆本部


佳奈美は目の前の光景に目を丸くした。

佳奈美は先程ヘレナに連れられて会議室へとやって来た。

ヘレナ曰く

「私達の仲間を紹介するから。」

とのこと。


目の前にいる7人の面子に佳奈美は驚きを隠せなかった。

長いテーブルの一番奥には武将髭を生やした中年の強面の男がどっしりと座っていて。

脇には

日韓ワールドカップの時に大流行した金髪のソフトモヒカンのヤンキー系の男。

同じく金髪でクセ毛の王子様って感じの美男子。

眼鏡を架けている天然パーマの男。
ラインの入ったボウズとサングラスを架けたヒップホップ系の男。

佳奈美と同い年位のショートヘアーの美少女。

そして佳奈美を何故か心配そうに見つめている勇が座っている。

「一番奥に座ってるのがボスの神谷源介。」

「よろしく。」

「大して顔は良く無いのにベッ〇ムの髪型をパクってる英島陽介。」

「ぅるせーよ!!人の髪型にいちゃもんつけんな!! それに大して顔が良く無いは余計だ!!」
「見た目は王子様だけど中身は超腹黒でドSの隼(はやと)」

「ヘレナさん…その事は秘密だと言ったでしょ…」

「頭が爆発している冴えない眼鏡が兵戸勝侍(ひょうどしょうじ)。」
「うるさいわ!! 天パを舐めんな!!」

「人気ヒップホップグループの誰かさんをパクったビビりの高村弘毅(ひろき)」

「ビビリは余計っすよ!!」

「ショートヘアーの女の子が松川愛。」

「ヘレナ姐さーんなんで私だけ説明ほとんどないのぉ〜?」

「チャラチャラしてる茶色のツンツン頭が鬼神勇。」
「ヘレナさん!!少しは真面目な紹介して下さいよ。 ボスと愛以外は皆まともな紹介してないじゃないすか!!」

そーだそーだと批判の声が上がったがヘレナは聞く耳を持たずに右から左に流して神谷が静かにしろと全員を黙らせた。

「まぁそういう事でこれからよろしくな。
龍造寺佳奈美さん。」

神谷は強面の顔を優しいおじさんの顔に変えて佳奈美にそう話かけた。



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