あの子だ!やっと見付けた!!
「健司!見付けたよ!」「え!じゃあこの子が??」
「うん!」
「やったじゃん!かなりの確率引き当てたな〜美樹に感謝だな!」
「めっちゃ感謝してるよ!抱き締めたい!」
「いや、そりゃ勘弁!」
まさか、こんな形で見付かるとは思わなかった、嬉しさと戸惑いで空は、ちょっとしたパニック状態になっていた。
「ねぇ!何コソコソ話してんの??」
「いや、別になんでもないよ!」
「ふ〜ん、まぁいいや!紹介するね!中学からの友達の由衣!!」
「どーも、よろしく!」
とても控えめな声で挨拶をして、少し緊張している感じだった!
一目惚れした女の子の名前は由衣!
声を聞き、表情の変化を見てるだけでドキドキする!声は少し高めで可愛らしく、顔は整っているがどこか幼い少女のようだ。僕のど真ん中、どストライクな訳だ!
「で、彼氏の健ちゃん!っと友達の空君!」
「よろしく!」
「よろしくですっ!!」 「です!ってなんだよ!空、緊張してんの??」「別にしてないよ!!」
思いっきり緊張してる。上手く話せない!
緊張で行動を起こせない空に見かねて、健司が変わりに行動を起こした!
「せっかくだし、4人で遊ばない??」
「いいねぇ、健ちゃんとも来たかったし!いい??由衣!」
「うん!!私は全然いいよ!」
「じゃあ、早速行こうか!」
「健司!ありがと!後で抱き締めさせて!」
「ああ!取り合えず後はお前次第!頑張れよ!」「おう!頑張るよ!」
健司のおかげで4人で遊べる事になった。
頑張るしかない!と、
思えば思うほど緊張が増していった!