さんですか?」僕は病院の中に入ろうとするおじさんに言った、「あぁ、私はここの院長の松野だ、そんな事より早く彼女を!」運良く声をかけて来たのは病院の院長だった、たまたま忘れ物を取りに来ていたらしい、僕はすぐに松野さんに案内された診察室まで梓を運び、ベッドに寝かせた、「ちょっと彼女を見るから君はここを出てなさい。」「彼女をお願いします。」僕は渋々診察室を出た、僕は落ち着いてられず近くの自販機でコーヒーを買い待合室の椅子に座った、しばらくして僕の携帯が鳴った、「お婆ちゃん?どうしたの?」お婆ちゃんから