昔々、あるところに、ケンタくんという男の子がいました。
ケンタくんの住んでいるところから遠く離れた街にエツコちゃんという女の子がいました。
2人はお互いの存在を知りません。
2人はその場を離れることなく、すくすくと育ち大学生になりました。
ある日、ケンタくんはいつも通り大学へ行きました。
お昼休みは、お友達と楽しくご飯を食べます。
目の前を1人の女の子が通り過ぎました。
ケンタくんには、その子がピカピカ光って見えました。
まるで、お星様のように。
ケンタくんは、お友達に聞きました。
「今の子、知ってる?」
お友達は答えました。
「僕のクラスの子だよ。
エツコちゃんっていうんだ。」
ケンタくんはその夜
あのお星様のような女の子を忘れられませんでした。
ケンタくんは、日曜日に遊園地に来ていました。
「お待たせ。ゴメンね。待った?」
ケンタくんには、お付き合いしている彼女がいました。
ケンタくんと彼女は、仲良く遊園地で遊びました。
夜になり、ケンタくんはお家で1人思いました。
『早く明日になりますように』
次の日、ケンタくんはお友達のクラスに遊びに行きました。
エツコちゃんを探しに来たのです。
ケンタくんとエツコちゃんは仲良くなりました。
何度も遊びに行きました。
ケンタくんは彼女とお別れしました。
彼女はたくさん泣きました。
ケンタくんは、エツコちゃんのことが好きです。
思いを伝えました。
エツコちゃんは悩みました。
お付き合いすることにしました。
毎日毎日楽しく過ごしました。
ケンタくんはエツコちゃんが好きです。
エツコちゃんはケンタくんが大好きになりました。
毎日毎日幸せです。