沙季と行った祭の帰り、今日は楽しかったね。また明日学校で〜と彼女は言い走り去った。俺は家まで送るよって大きな声で走り去る沙季に少し照れながら言ったょねッ!?本当はもっと沙季と一緒に居たかったんだぁ?平気??と言いながらまた走り去った沙季の後姿を見ながら寂しく俺は帰った。
でもその帰り…彼女は交通事故に合い帰らぬ人となった。
そのコトを知ったのは学校で担任の先生が泣きながら報告していた時初めて知った。最初は意味がわからず頭が混乱していた。でもそのうち涙がぽつり?と出て来た。
俺は教室を抜け出し屋上でたくさん泣いた。雨も降っていたせいかいつもより涙の粒が大きかった。自分の中でまだ信じられない部分があり確かめに行った。
そこには変わり果てた沙季の姿があって沙季の死は直視出来なかった。
沙季のご両親に逢いまず初めてに言われた言葉は人殺しと何度も何度も言われた。俺は土下座して謝る コトしか出来なくて、その時なんで沙季を家まで送らなかったんだろう??この言葉が頭の中でグル?と回っていた。