満月に祈る少女に
マリアを重ねて
甘えを許して
また
願う人あり
彼女は
何を背負っているのだろう
苦しくないのか
彼女は
どれくらい
背負っているのだろう
泣かないのか
彼女の願いは一体
ほら、また
甘えを許して
笑顔で
目を閉じて満月に
僕も甘えようか
彼女の寛大さに
彼女は?
まだ願っている
僕が包み込もうか
マリアの願いを
彼女自身を
出来るだろうか
これが僕の願いだ
彼女は何を願っているのか
届かないのなら
マリアの隣で僕も願う
側に居て
彼女に触れたいと
満月の夜に
マリアの願いよ
僕の願いよ
届け
届け!