別れ・出会い 2

山本知佳  2007-08-01投稿
閲覧数[326] 良い投票[0] 悪い投票[0]

和馬は明け方ようやく涙を止めると、朝の空気を吸おうと庭に出た。

見ると、庭先に小学6年生くらいの女の子が立っていた。

「あの・・・。何か?」
「あ いえ、目が腫れてるんで・・・」
「あぁ・・・」

泣いていたからか。
冷静にそんな事を考えてしまった。

「何か、あったんですか?」
「何でも無いよ」
「そうですか。なら、良かった」

女の子がニコッと笑った。頬に出来たエクボが似合っていて、とても可愛らしい。
「あ 時間。じゃあね。和馬さん」
「え?」

なんで、名前?
聞く前に女の子は走り去ってしまった。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 山本知佳 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
アプリDLで稼ぐ!
“Point Income”


▲ページトップ