片想い・14(不安)

結姫  2007-08-03投稿
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帰り道、お互いずっと無言だった。
大西君は一体何考えてるんだろう・・・


わかんないよ・・・


うちはどうしたらいいん?











次の日。
学校で千花に昨日の出来事を話した。


「そかぁ。やっぱ自分がやってもうたことに後悔したんやろなぁ」
後悔・・・。やっぱそうなんかな。好きでもない女と・・・とか、そら後悔するよね。。。
「そうなんや・・・。あの時の大西君、めちゃ怖かった。なんか違う人みたいやってんか。何も言わないし・・・
でも、怖かったけど嬉しかった。だ、だって初チューやったし!!・・・大西君のこと好きやしっ」


「なんやねんそれ(笑)結局ノロケかょ〜。やってられんわっ」


「へへっ。ごめんごめん!!でも帰ってからメールしたんやけど、返事がまだ来ないねんかぁ〜」


「そうなん?まぁそのうち返ってくるやろ☆ぁっ、つか大西君おるやん!!今話しかけにいったら??」
「えっ!!あっ!ホンマや!ちょっと言ってくるっ」

廊下で笑いながら友達とじゃれあっている大西君に駆け寄った。


タタタタっ


「大西君!」




あっ、気付いてくれた〜。




えっ?





今気付いたよね?・・・




なんで無視するの。。。




呆然と立ち尽くしてる間に大西君は行ってしまった。
意味がわからない。




「・・・優衣?」

「千花・・・。気のせい気のせい!!さっ、授業始まるし行こっ」





千花にウソついた。
大西君とちゃんと目があった・・・。「昨日ごめん寝てたぁ〜」とか言って笑いかけてくれるかと思ったのに、そらされた。




なんで無視したの?気まずいから?後悔してるから?


でもうちは嬉しかったょ。怖かったけど、好きなんだもん。








今日、大西君に会った回数、五回。




全部無視された。







なんでメール返してくれないの。。。



不安だよ・・・









続く


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