私は、まだ恋というものを経験してない……。
恋ってどういうこと?誰も教えてくれなかった……。
両親は、私が六才の時離婚して母親に育てられた。その母親も仕事ばかりしていた。だから私は愛情というのを知らない…。
そんな私が恋をしたのは高校に入って最初の冬…。
「香織さん俺と付き合って下さい」
私は、ドキッとしたしかし今の私には、このトキメキが恋を意味するとは思わなかった…
「あ、あの…わ、私…」
「じゃあ友達からで…」
「友達からなら…」
そこから私、香織と浩司の恋の始まりだった。
そして約一年後の冬休み浩司がいつものように私の家に来て勉強をしていた。
「香織…」
「こ、浩司?」
いきなり浩司が私の両肩に手を置いた。
「な、なにを…!」
いきなり浩司が私の口を唇でふさいだ。私は放心状態だった。
「香織…」
「浩司……なんか気持ちぃーよー」
「じゃあ…もっと気持ちよくしてやる!」
「えっ?」
いきなり浩司は、香織の服を脱がし始めた。
「な、なにを…やだ恥ずかしいよぉ〜」
そして浩司は、私の体にアトをつけていく…その一つ一つに身体が反応し、香織が声を上げる。
そして、浩司のアレが私の中にいっきに入って来た。私は、痛いのと幸せなのと不思議な気持ちがした。この時私はようやくわかった…これが恋で、きっと私はこの人をこれからも愛していくのだろうと………そして、これからこの人と二人で生きて行きたいという思いますが胸を埋めつくした。
「浩司?」
「ん?」
「私ねあなたのこと……………………………………………」
香織は浩司の耳元で囁いて、浩司の顔に笑みが浮かんだ…………