一面真っ白な風景…ひたすら私はさ迷っていた…
向こうの方に何か見える…誰…?
目が覚めた…
「今の夢…見たことある…?真っ白で……なんだっけ…っ…頭痛…だめだ思い出せない…」また昼に起きちゃったな…
時計は12時半を指していた。
『来ちゃだめだよ』あの日ﾊﾙが言った言葉を思い出していた。私はしばらくして服を着替え用意をして,駅に行った。そしてﾊﾙに声をかけられた場所にたどり着いた。時間は18時を回っていた。
「早…もぅこんな時間…?」気が付いて時計を見るとあれから2時間も過ぎていた。「何してるの?」目の前には黒いｽｰﾂの男が立っていた。しかしﾊﾙじゃない。ただのｷｬｯﾁだった。「…」「暗いね-楽しいとこ来る?もりあがるから!」えみは黙ってうつむいていた。(ﾊﾙくんはまず初めに心配してくれたんだよね…嬉しかったな…)ｷｬｯﾁはしつこかったがえみは黙ってずっとうつむいていたら諦めて去って行った。時間はもぅ11時前になろうとしていた…
私は知らない内に頭はﾊﾙに会いたいという気持ちでいっぱいだった…。しかし「会えなかったな…」やっぱそぅ会えるわけがないと思い,その場を去った。「いっか…会って別にしたいことなんてないしね。…だけど…」分からなかった。頭に何でﾊﾙがずっといるのか。こんな時間まで会えると思って何で待っていたのかも。「…ﾊﾙくん…」無意識に呟いた時。
「えみちゃん!」
驚いた。通り過ぎた止まっていた車から人の声が聞こえた。澄んだ,キレイな声…
「…ﾊﾙくん…」
そこにはあの時のﾊﾙがいた。
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