梓は口を手でおおい言った、「星が地球に降りて来るみたい…」梓は窓を開け体を乗り出してその光景を見ていた、「梓の為にわざわざ星が地球に降りて来てくれたんだ、『梓、がんはれって』太陽が君を見捨てても、青空が君を見捨てても、すべての光が君を見捨てても、星空はこんなに、太陽に負けないくらいに輝いて、君の所に来てくれたんだ!だから頑張ろう?頑張って、頑張って、頑張って、それでも駄目ならまた僕が世界一の星を見せてあげる、だから…」僕は少し涙ぐみながら言った、「うん…」そう言って何度も頷く梓の瞳からは大粒の涙