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主役は銭形  2007-08-07投稿
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俺はそれから塾に行っても、家で飯食ってるときも友達の言葉のことを考えていた…もしかして俺ゆりちゃんのこと好きなのかな…ないない…ちゃんと話したこともないしこんなんで好きなんて…自分を無理矢理納得させている自分に気付いた…そして俺は気付いた…俺………………………ゆりちゃんのこと………………………………………好きだ…
そこでなんとなくだけど「好き」の意味がわかった気がした。俺がいままで口癖のように言ってた「好きって何。」の答えがわかった気がする。言葉ではうまく説明できないけどきっとこれが…好き…ってことなんだ…そして、彼女と付き合いたいと思った…
本当の恋を初めてした。初めてこんなに人を愛おしく思った。受験なんてどうでもいい…ゆりちゃんのことで頭がいっぱいになった…寝ても覚めてもゆりちゃんのことしか考えれなくなっていた…でも……ゆりちゃんには彼氏がいる…俺には叶わない恋なんだと思った…どんなに頑張っても手の届かない花なんだとわかっていた…でも諦めたくなかった…心の中の葛藤に俺は押し潰されそうになっていた…ふと見た外の花が一輪だけ綺麗に咲いていた…まるで俺の心の中にいるゆりちゃんのように美しく可愛く優しく咲いていた。



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