とりあえず、こうゆうものは最初が肝心。
へたにおどおどしてたらナメられる。
平然にいつもどうり。
やるぞっ!
俺は大袈裟に拳を強くにぎった。
「なに意気込んでるの?」
朝日に笑われた。
「大丈夫。みんないい人だから心配しないで。
じゃあ私は職員室にいって案内したって報告しにいくからまたあとでね。」
そうゆうと朝日はそそくさと階段をくだっていった。
「あっ!……いっちゃったか……」
ここまで案内してくれたのにありがとうの一つも言えなかったのに悪気を感じた。
まああとでいっておこう。
なんたって一緒のクラス。
今頃になって美少女と一緒のクラスに喜びを感じてきた。
あんなかわいい娘と体育祭やら文化祭……
幸せ過ぎる!
でも…やっぱり彼氏いんのかなぁ
そりゃあいるよなぁ……あんなにかわいけりゃ彼氏の一人や二人。
…付き合ったらキスとかすんのかな…
……いや最近の若者は乱れてると聞く…
もしや、すでにあんなことやこんなことまで!
うおぉ!!乱れるどころか戦国乱世じゃねぇかぁ!!
「バカなこといってないで早くはいりなさい」
誰だ?最初が肝心っていったやつは……