僕が死んだら
泣く人はいるのかな
僕は僕であって僕じゃないから
死んで泣く人はいても
悲しむ人はいないんだろう
君は僕が死んだら悲しいって
言うけど 本当だろうか
君が死んだらもちろん
泣いて悲しむ人はいるんだろうけど
君は僕が死んだら どうなのかな
だったら死んでみよう!
とかプラス思考で考えるなんて
出来ないわけで
マイナスに考えても寂しくなる
だけなわけで
結局は知らないままなわけだ
僕は僕であって僕じゃないから
どうしていいか
分からないわけで
君は君であって君なわけだから
どうなるかは
分かっているわけで
僕は意味が解らなく水をこぼした
例えばいつかは
僕は僕であって僕なわけに
なっていて
心もはいっていて
辛いときは泣き
嬉しいときは笑い
叱るときは怒り
愛すときは愛する
そんなふうに僕はなれるのかな
今の僕は僕じゃないから
まだ何も解らなくて
ただただ意味が分からないまま
水こぼし続けてばっかで
君がいなくなっても
僕は僕じゃなかった
今までの僕は
だって
感情なんてなかったんだ
目から水が流れているだけかと
思っていたのに
今は言葉にできないくらいの
気持ちが溢れ出し
綺麗な白い顔して眠る君を見て
嘘も汚れてもいない
無色透明の涙がこぼれたんだ
今の僕は
僕であり今までの僕じゃない
新しい僕なのかな?
これが本当の僕かなあ
返事をしない君を見て
また涙流した
ねえ
聞こえているかな
僕は僕になれたんだよ
君がいなくなって
悲しくて涙が流れたんだよ
君が教えてくれたんだろう?
嬉しい気持ちと
ありがたい気持ちを
伝えたいんだ
目を醒ましてよ…ねえ