「いったぁ」 「だ、大丈夫ですか?」 「ハハ、やっちゃった〜」 「やっちゃった、って…」 「ところで君誰」 「あっ、ごめんなさい。1年の鈴木紗菜っていいます。」 「新入生!?初々しいねぇ。」 「は、はぁ。」 「おぉい、空都!行くぞ。」 「おぅ。ごめんね、じゃぁ。」 「行っちゃったよ」 紺のネクタイ―3年生―だ。明るく少し幼さが残る少年だった。"あいと"は紗菜とぶつかった。その拍子に持っていたプリントをぶちまけた。
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