「俺が父親になるよ」
と敦史が言ってきた!
私はポカァ〜ンとしていた。すると敦史はこう続けた…
「俺はこんなだからお前に子供作ってやれない。だからちょうどいいよ!なっ?」
敦史がどれだけの怒りや悔しさを我慢してこう言ってくれたかは私には計りきれないし想像もつかなかった。だから私は敦史に謝りながら泣いた。
そして敦史はこうも言ってくれた!
「明日から一生懸命働く!絶対後悔させないようにするから。さっそく明日うちの親に報告しに行こう!」
と笑顔で言ってくれた。
しばらくして私は泣き疲れて寝てしまった。
夜中に目が覚めて敦史を探した、すると敦史が泣いていた。
私は敦史に本当に悪い事をした。敦史の愛情の深さ、心の広さを私はこの時初めて気付いた。
〜〜〜続く〜〜〜