*mikoto*
目が覚めたら、額に何か張りついてた。
(何だコレ…)
剥がして見る。
『最高!!(≧ω≦)By加島』
……。
「アイツ…」
若干、顔を引きつらせる俺。
けど、それも束の間で笑ってしまった。
人に見られたらやばいな。
それよりも、まだやるべき事がある。
俺は再び鉛筆を取り出すと、ページをめくりその上を走らせた。
早く
早く
時間がない―。