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主役は銭形  2007-08-08投稿
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俺は元中の女子に相談することを決めた。
ある日曜日。俺は元中を喫茶店に誘った。
「どうしたの、ツトム。ツトムから誘われるのスゴイ以外なんだけど。」と元中は笑った。
「あのさぁ…彼女のいる人好きになったことある。」俺は自分の話題ではないことを話した。
「あるよ。」と元中は言った。
「それから、どうしたの。告白とかした。」
「したよ。」と元中は軽く言った…
「彼氏いるって知ってたんでしょ。なんで告白したの。」俺は彼女の心理がものすごく気になった。
「え〜、だって好きだから。自分の気持ちに嘘つきたくなかったし。」
「それでどうだった…」
「もちろんフラれたよ。彼女がいるから無理だって。はっきり言われた。」元中は明るく言った…少しの後悔もない顔で言った。
「そうなんだ…後悔はしてないの。」俺は一番気になっていることを聞いた…
「してないよ。むしろ自分の気持ち伝えれてよかった。」満面の笑みで元中は答えた。
「そっかぁ…後悔してないんだ…」俺は独り言のように言った。
「ところでツトム。なんで私を誘ったの。まさか私の話聞くためじゃないでしょ。」笑いながら言った。
「まぁね…」俺は自分のことを話したくなかった…まるで自分がフラれる話を聞いた気がした…

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