あなたが 私の名前を刹那そうに呼ぶと…
あなたの吐息が私にかかる…
とても熱くて 優しい吐息が…
私はいつもそれに酔わされ 私もまた あなたの名前を刹那げに呼ぶ…
“愛してる”
耳元で囁かれると…
身体の自由が効かなくなるの…
あなたにくっついていないと…倒れてしまいそうで…
そんな私を あなたはいつも 力強く受け止めてくれる…
それに応えるように…私もまたあなたにくっつく
私が
あなただけの物だと実感出来る…
唯一の時間かも知れない…