俺の名前は、桜井翔。
高校二年生だ。
俺は毎日が普通に楽しかった。
バカできる友達や愛し合える彼女……。
彼女の名前は木下由奈。 すべてが上手くいっていた。
しかし親の仕事の事情で大阪から東京に引っ越すことになった。
そして引っ越すことを告げるため由奈を呼んだ…
翔『由奈、俺今週中に東京に引っ越すことになったんだ。』
由奈『東京って…あの東京のこと?』
翔『あぁ…そうだ。』
由奈『遠距離恋愛になっちゃうね…』
涙をこらえながら由奈は言う。
翔『ここで終りにしよう!会えない日が続くだろう…由奈は自分の道を歩くんだ!』…言った後に自分の唇を噛み締めた。
由奈『わかった…翔今までありがとう!東京でも頑張ってね…。』
そぉ言うと夜の公園から走り去って行った…。
翔『これで良かったのかなぁ〜。』
ポケットからセブンスターを取り出し火をつける。
そしてついに引っ越しの日がやってきた。
親父『翔ぉー!あと一時間ぐらいで出発だぞぉー!最後に忘れ物がないか確認しておくんだ。』
急いでる様子で言う
そして持ち物を確認している時だった…
『ピンポーン!!』
家のチャイムが鳴った。
オカン『今手が離せないから翔出てちょうだい』忙しそぉに言う…。
仕方なく出ることにした。
翔『はい!桜井ですけど…』
ドアを開けるとそこには由奈と仲良かった友達三人がいた。
たぶん最後の見送りに来たらしい…。
由奈『みんなで最後に見送りに来たんだけど…』昨日別れたのもあって気まずそうに下を向きながら言う。
翔『あっ!…ありがとう』
友達『お前そぉゆうことは俺らにもちゃんと言えよ』…笑顔で言う。
それから色々話していたらあっとゆうまに一時間がたった。
親父『翔、出発の時間だぞ』
由奈『ぢゃあね、元気でね…』寂しそぉに言う。
翔『あぁ…お前もな!』無理に笑顔を作りながら言う。
そして車に乗り込む…。
車が動き段々由奈達の姿が遠くなる…。
俺は泣きたかったけど次の学校でまた思いでを作ると決めこらえた……。
だがまだ俺は次の学校でとんでもないことが起こるとは思ってもいなかった………。
第一話(完)