コトバ

皐月花  2007-08-09投稿
閲覧数[124] 良い投票[0] 悪い投票[0]

喉の奥に込み上げるコトバ。

喉をギュッと絞り上げ鈍い痛みが胸の痛みと呼応する。

あの頃となりにいたアナタが今目の前にいて、声をかければ気づくだろうけど、コトバが喉を通らない。

まだ好きです。

私の痛みを知らないアナタが憎いです。

もう一度アナタの笑顔が見たいです。

いくつもいくつも現れて、喉の奥で突き上げるコトバ。

どれも口にするのが恐ろしくて、たまらずコトバは涙に変わった。
一筋の流れ落ちたコトバ。

もう戻れない。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 皐月花 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ