翌日、姉貴は朝っぱらからアイツとのメールをしながら学校へ行った。
私も学校へ行こう。
昼、友達とご飯を食べていた。
すると、
『池田〜!!ご指名(笑)』
男子が私を呼ぶ。
『はぁ!?…………!!』
アイツだ。私を呼ぶ男子の隣にアイツがいた。
『未来ちゃん…だよね!?奈美ちゃんの妹……。』
アイツは私の事を姉貴から聞いていたらしい。
『……そうですけど。えっと…』
名前…
『あっ!俺!?永嶋大樹。奈美ちゃん何か言ってなかった?』
何こいつ…
いきなりなれなれしくない?少し顔にでる私。
『おいおい、そんな顔すんなよ』
……。
『おっちょっと可愛いねッッやっぱ姉妹だゎ。』
笑った顔が更に私をむかつかせた。
コイツの何処がいいの!?
『てか、姉貴に告ったんでしょ?』
わざとらしく大声で言ってみた。
『おぃおぃ!んな大声で言うなよ〜……まぁ、本当だけどね。で!?奈美ちゃん何か言ってた?』
『…わかりませんが。』
『…………そっか。ごめんね、ちょい焦ったね…。じゃあ。』
友達の所へ戻る私に友達が
『あれって、永嶋大樹でしょ!?3年の。知ってる?アイツの事。』
友達が私を見る。
『やっぱあの噂本当なの?』
私がアイツの嫌な事を思いだしたのは本当だったらしい。
何故か嫌な空気が流れた。