慌ただしく流れていく
人も時も景色達も
人々は日々を重ねていきていく
何かを目標にしながら
何かを信じながら
誰かと笑いながら
誰かを愛しながら
生まれては消えゆく世の中で
あなたは何を想いますか?
2006年7月19日(水)
…今日も学校へと続く道を歩く。
変わることのない蒸し暑さが。
俺の踏み出す足をさらに重くする。
『はぁ〜、あちぃ』
誰に言うわけでもない独り言。
いちいち聞こえる蝉の声が、嫌でもまた夏が到来したことを再確認させる。
夏は嫌いだ、気が滅入ってしまう。
そんな愚痴をこぼしていても、気付かないうちに校門の前にいた。
悲しいもので人は毎日通ううちに、意識しなくとも学校にたどり着いてしまうらしい。
周りに人はいない、所謂遅刻だ。
しかし遅刻の常習犯ともなると、この風景も慣れてしまう。
すでに授業は始まっていて教室に入り辛いので、1限目をふけようと思ったのだが、あいにく日々の素行の悪さから単位が取れなくりそうなので、仕方なく行かなければならなかった。
また1日が始まる。
変わることのない1日が。
校内に入り自分の教室へと向かう。
斜め