Messiah‐世界設定‐

Ryu  2007-08-14投稿
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2020年
埋まらない格差、地球温暖化による食料難、不況によるリストラ等が原因で移民層を中心とした反政府運動が激化。更にこの混乱に乗じて軍部がクーデターを起こしてアメリカは内乱へと突入した。

そして世界の警察であるアメリカが内乱への対処をしている隙を付いてロシア、先進国へと成長した中国、インドが同盟が軍事同盟を結び、ロシアはEU各国、インドはパキスタン等の中東各国、そして中国は東南アジア、そして北朝鮮と手を組み、韓国へと侵攻を開始した。

2022年6月、韓国が降伏。中国の矛先は日本へと向けられた。

8月、沖縄に中国人民開放軍が上陸、日米安全保障条約により在日米軍と自衛隊が中国軍と戦闘を開始。
第二次日中戦争が開始された。
11月、沖縄の在日米軍・自衛隊が全滅。
12月、薩摩半島と北九州から中国軍が上陸、翌年2033年1月には九州全土を鎮圧。
2月、日本各地で空襲による被害が多発。東京も被害を受け都市機能が完全に麻痺。
4月、ロシアが北海道に侵攻。そして日本政府は同盟国に無条件降伏した。
その後EU各国の連合国も次々と降伏し、2024年9月に全ての連合国は降伏した。
そして翌年、2035年、ベルリンで同盟国側と連合国側との間に『ベルリン条約』が結ばれた。



その条約の中の一文にはこの様な記載があった。

中国は朝鮮半島並び中華民国(台湾)と伊豆諸島、小笠原諸島を含む与那国島から青森県までの日本列島を、ロシアは北海道をそれぞれ併合する。

こうして日本国は世界地図から無くなった。






そして10年後の2035年1月27日。

ようやく焦土と化した日本に復興の兆しが見えたこの年に突然大事件が発生した。

日本を支配する最高権力者である日本総督の超英戒が暗殺された。

そしてその後、総督府の要人、中国系財閥社長の暗殺。
テロ活動などが勃発した。

総督府は一連の事件の裏に『東龍』という組織が関与していると断定して6月10日、ADSD(Anti Dragon Special Division 反東龍特殊師団)を結成し、東龍の対策に乗り出した。

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