おかしいな。
「僕はこんな事をした覚えが無いな。
世の中には、
自分と似たそっくりさんが3人居るからね。」
…あれ、又か。
「自分じゃないよ…した覚えが無いのだから。」
君もかい?
「違うよ、自分じゃない。
君の勘違いだろ。
きっと僕のそっくりさんの内の一人だよ。」
初めは気付かなかった…否気付きたくなかったんだ。
君は僕では無いが君でも無い。
だと言って…
僕が君かと言うとそれは少し否定出来ない。
一種の分身かとしたらそれは形が歪過ぎる。
それが本当なら何故そんな事をするのか僕は聞きたいのだよ。
君は何故僕になりすます?
君は何故…
過去に僕が作った幻なのにこんな事が出来たんだ?