啓吾と舞が入り口へと入ると、そこはとても広く壁の色は褪せているところだった。
「何だ・・・?ココは・・・―――」
と、啓吾が言う。
「ようこそ・・・」
何処からか、男性の声が聞こえる。
「んっ・・・。誰だっ!」
啓吾が辺りを見渡すと、向こう側のドアから人が出てくる。
「ようこそ。第一の難関へ・・・。僕の名前は惷(しゅん)って言うんだ」
「難関だか知んねぇけどよー、そこを通せよ!」
「ダメだね・・・。僕はココで君達を殺すようにと上から言われてるんでねぇ・・・」
「雇われのくせに・・・―――」
舞が、小声で言う。
「とにかく、君達にはココで死んでもらうよ・・・」
「チェッ・・・最終的にはこの展開かよ・・・。いいゼ、来いよ!」
―南の入り口(内部)―\r
「私の名前は、浪(なみ)。貴方達を殺しに来たのよ」
「もぉっ・・・啓吾達を探さなきゃいけないのに・・・」
怜が顔をしかめながら言う。
「こぅなったら、さっさと終わらせて啓吾たちと合流するぞ」
翔が言う。
「よしっ!分かった」
戦闘開始!!
啓吾・舞 VS 惷
怜・翔 VS 浪