負けを認めた夜に

 2007-08-20投稿
閲覧数[251] 良い投票[0] 悪い投票[0]

誰でも明日がやってきたら今日をみる

雨はいつか止むから
眺めていられるし、
雪はいつか溶けるから
白くて綺麗だと
眺めていられる

こんな細い右カーブを
曲がりきれなかった
4tトラックは

易々と、人はやっぱり
独りで立っていなければいけないと
気付かされる

ただ、流した血の分だけ生きているという
絶望にもまた
気付かされる

それは決して喜びではないが
自分が
間違いなく
男である
ということをも
気付かされる





投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 理 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ