真紀の一周忌がやってきた。 バンドのメンバーの拓、紗知、ケンと一緒に出席した。 俺はまだあの夏の日におこった悲しさをぬぐいきれてない。
また一つまた一つ涙がこぼれていく
真紀がこの世からいなくなったのは去年の夏だった・・・
「今年も暑いなぁかき氷たべたいなぁ」真紀が言った
すると拓が「つかさぁ今年の夏フェスどうするかぁ
どんな曲やる」
「私は自分たちで作詞作曲やりたい」紗知が言った
俺たちは大学くからバンドを組みはじめた仲間だ
どんな時も この四人で行動していた
ちなみに俺と真紀は付き合っていた。
「うーんじゃあ私と司で考えてみるよ」真紀がいった
司というのは俺の名前だ
「んじゃあ明日の一時にライブハウスで練習な」
俺はそういって真紀と一緒に帰った
「ねぇ司はどんな曲にしたい?私は何か青春をかいた歌がいいなぁ」
「俺かぁ俺は何かロックみたいなのがいいなぁ めっちゃかっこいいじゃん」
「司はロマンチックじゃないなぁ
あ〜もう家についちゃった。どうするよっていく?」「今日は遅いから帰るね」
「んじゃあキスしてからね」 真紀はそういって俺の口にキスをした。
俺はキスをして家に帰った