愛しさに溺れそうになる。 あの赤い血の様にこの身体を巡る想いを、どうしたら隠し通せるだろう。 叶うなら、 この翼を広げて、君の元へまっすぐ飛んで想いを伝えて抱きしめあいたい。 時が過ぎるごとにこの身体に満ちていく君への想いは、もう飲み下せない。 叶うなら、 死ぬまで君の隣で同じ景色を眺めてその肌の温もりを伝えあいたい。 愛しさに溺れてしまった。 叶うなら、 世界が終わる前の一瞬でも良い、愛をこめて君と手を繋ぎたい。
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