story?

華月 りん  2006-03-11投稿
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あなたの作った唄を私が初めて聞いた時、私の目から溢れてくる涙は止まらなくて……
いつまでも唄を聞き続けた。

゙元気で暮らしていますか…?゙


「葉月!」
名前を呼ばれてフッと我にかえると目の前に雄くんがいた。
雄くんっていうのは高3になってから付き合いだした彼氏。
もう、一年になる。

私はいつのまにか大学の講義中に寝てしまったいたみたいで、隣に座っている雄くんが起こしてくれたみたい。
雄くんとは高校の時も同じ高校で同じクラスだった。
今も大学は一緒だし同じ文系科。
私は昔から国語がとても好きで文系科に行く事は決めていた……けど……雄くんは違う。
雄くんは私が行く大学だからと同じ大学に決めた…でも それが原因でケンカした事もあった。

雄くんには雄くんの人生があるのに、自分で決めるんじゃなくて彼女に人生を左右されるなんて…私にはよくわからなかった。
でも、結局二人共合格してこの大学に入った。

「雄くんって夢ってあるの?」

「…夢?…ないよ。」

一度聞いたコトのある私の質問。
…和也は違うかった…。ミュージシャンになる事を夢見ていて、人にばかにされるなんて日常茶飯事。
それでも夢を持ち続けてた……。
結果は見事叶って大手のプロダクションに入って歌手になった。
和也は私の元彼。
和也は私が中2の時から高2まで付き合っていた私達はほとんど毎日のように会ってよく一緒に唄を歌ってた。

私は和也が夢を託してくれる時の目がとても好きだった……
もちろん、今は雄くんの事が大好きだょ?
でも私にとっての初恋だったから忘れるコトなんてできないけど…。


「葉月、最近元気なくねぇ?」

「…そうかなぁ?そう見える?」

「うん。悩みでもあんのか?あったら俺に言えよ。」
「…悩みは…あるよ。」

「…話してみ。どうした?」
「…雄くんの事を想いずきて夜も眠れないの」

「…はいはい。」

あきれた顔をして軽く流された。
…ほんとの事なのになかなか信じてもらえない。もう付き合い始めて一年にもなるのに、私がいくら好きだって事を表現しても雄くんは信じてくれない。

講義中の私達の会話を雄くんの隣に座っている友達に笑われた。

「お前ら見てたら見てたらおもしろいわ。」

なんて言われたけど私にとってはおもしろくもなんともない。
私の言うコト…そんなに信じられないかな?
私の気持ち…信じれない?
?へ続く……



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