思い出したくて
過去を見た
汚い言葉と暴力と
馬鹿な大人の吐き気のする醜態の昔
これ以上のものはないと
今も思っている
忘れない為に
思い出す
他の者達もそうかもな
抱えて背負っているモノ
一人ひとりあるよな
あたしにだってあるよ
15の時に背負ったモノ
今でも背負っている
忘れない為に
思い出す
いやに落ち着いているのはそのせいかもな
何故だか
劣等感が常にあって
何故か
分かっている気はするけど
二度と
あの過去に戻らないよう
人を信じる事が
出来なくなったが
仕方ねぇ なんて
誰かの言葉を真似ながら
一人で
独りで
生きようかな
死ぬことをやめたあの日
その日から
図太く生きてるんだから