パーティーLife

徳田 Zen  2007-08-23投稿
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あたしの視線に気付いたミカさんが、にっこり笑うと山田とあたしたちに近づいてきた。


真紀とさっちは、2人でどこかに行ってしまった。



「悟が奏ちゃんに、話があるんだって。」
そういうと、ミカさんは真紀のお兄さんのところに・・・。


「あの・・・。さっきは、ごめんなさい。台本通りとはいえ、ひどいこと言ったって。」


山田があたしに、頭を下げた。


「気にしないでください。友達みんなが、考えてくれたサプライズですから。」

あたしは、作り笑いした。
山田はほっとした顔して、あたしに笑いかえしてきた。
忘れよう。謝ってくれたし。
ファーストキスのことも、結衣さんのことも。


「みんなー!荷物運んでー!」

ゆかりさんの声が、玄関から聞こえてきた。


あたしは、今日は主役ということで荷物運びは免除に。

ソファーに座ろうとしたら、しーちゃんが寝ていた。

「健二、ずっと寝不足みたいだから。寝かしてやって。」


「わかったよ、福城。」

しーちゃんはしあわせそうに、寝息をたてて寝ていた。

あたしはしーちゃんの代わりに、荷物を運んだ。


何時間か経って、ミカさんとゆかりさんは仕事に行ってしまった。

真紀のお兄さんと山田と真紀は飲み物の買い出し。

さっちと福城は、コンビニに携帯の使用料を払いにいった。

あたしと寝ているしーちゃんは、真紀の家でお留守番。


みんな、いなくなちゃった。
しーちゃん、起きないかな?


あたしは、ソファーで寝ているしーちゃん顔をじっと見ていた。



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