一期一会 〜一度だけの人へ〜

 2007-08-24投稿
閲覧数[262] 良い投票[0] 悪い投票[0]

*プロローグ*

中学の時、私とどんな時でも一緒に笑ってくれたあなたが、今この小説を読んでくれている事を祈ります。




私は、もうすっかり大人になりました。

私の事を、生涯守ってくれる人にも巡り合えました。

あなたはどうですか?

きっと、
幸せに暮らしているのでしょう。

私も、やっとあなたの事を忘れられそうな気がしてます。

でも……


でも、あなたを忘れる前に、聞いておきたい事があります。




なぜ…………。

なぜ…私じゃなく、あの女を選んだのですか?

私のどこがダメでした?

別に私は、あの女を恨んでる訳じゃありません。

ただ…………

分からないのです。
私じゃいけない理由が。

今、私は新しいスタートを切ろうとしていましす。

私を生涯守ってくれると約束した男と。

でも、
このままじゃ
スタートは切れません。


あなたが真実を言わない限り。





勿論、あなたの事はもう諦めています。

どうかお願い。

私の為にも
本当の事を言って。

じゃないと、前に進めない。

いつまでも
あなたを忘れられない。

あなたを忘れる為にも
……



どうか、
お願いします。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 薫 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ