その日も毎日と同じ、日常として時間が過ぎる。 友達と騒いで、授業中に眠ったり、ノートを取ったり、学校が終わるとまた同じ電車に揺られる。 バイトに行って、家に帰ると昼間に届いたメールを思い出した。 携帯を開いて慣れた手つきでボタンを押すと、「安田 章大」のナリに返信する。 暇つぶし。 何度も言うけど、今思えばただそのつもりで始めたナリ彼。 それがどれだけ後から幸せを思わせるかなんて、この時は気づいてなかったんだ。
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