決して…続かないとしても…
叶わないとしてもあなたを好きでいて…いいですか？
この世に永遠何てないとしても…あなたを愛していていいですか？
それが…姉弟だしても…。
Eternity…
■□■□■□■□■□■□■□■
ガチャ…
『はい！！おはよー！』
そう言って私、橘香奈は勢いよくカーテンを開ける。
明るい日差しが部屋を照らす。
それでも、起きないこいつに私は…布団をはぎ取る。
『いい加減起きなさいよｯ！拓也！！』
「うっせぇな…返せよ…香奈」
相変わらず寝起きの悪い弟には呆れる。
『香奈じゃなくて、お姉さまでしょ？まったく…毎朝起こさなきゃいけない私の身にもなってよね』
「…んだったら…毎朝派手に起こされる俺の身にもなれつーの…お姉さま」
っ…口の減らない弟めｯｯ
「つか…さっさと出てってくんねぇ？着替えたいんだけど…？それとも…俺の着替え見たいとか？」
なｯｯ…！
『ちｯ違うわよ！まったく…ご飯出来てるんだから早く来なさいよｯ！』
そう言って拓也の部屋のドアを勢いよく閉めた。
最近…なぜかドキドキするんだよね…
それに…
はぁ…まったく困っちゃうよ…
お母さんとお父さんは、海外で仕事あるからって…私と拓也を置いて行っちゃったんだから…
…とっとりあえず…下行こ…
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