手首から流れる鮮血… それは、腕を伝い、床におちる… 左手にカッターを握りしめ、何度も何度も…ただ手首を裂く… 肉に刃物が食い込み、血管がやぶれ、そこからとめどなく血がおちる。 彼女は虚ろな瞳で自分から流れるものをみる。 新たな傷と、床にひろがっていく血… 彼女はまた、肉を裂く… 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も……… 「しんでやる…」 一言… 静かな部屋に 響く…
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