「こんばんわ!」高い声が頭の中に響いた
何を話すかが一瞬わからなくなってしまった
でも、すぐに我にかえって話を切り出した
「予算と車種が合いそうな車があったよ!」
『とも』の声がカン高くなったのがわかった
何故かいつも以上に話が出来たのが自分でビックリだった
そんな中で今度、車を見に行くことが決まった。
二人とも昼間は仕事の為、夜にしか見に行けないので車屋に鍵を借りて見に行くことになっていた
そして『とも』に会う2回目、仕事が終わって家の側に迎えに行くと
「お疲れ様です」と言いながら「おにぎり」と「豚の入ってない豚汁」を作って弁当箱に入れてくれていた
内心もの凄く嬉しかった!
車を運転しながら食べて車を見に行った
気に入って貰えるのか不安が一杯だった
でも『とも』との話が道中の不安を押さえてくれた
結果としては今回は見送りになったけど、色々話が出来たことがうれしかった
数日後、電話をしてまた店に来てもらって店の車でokを貰えた
納車をするまでの間には『とも』の引っ越しがあるらしく手伝う事になった