桜の季節は好きですか?
桜の季節、それは恋の季節でもある。
『ねぇ!あっ遊ぼう!』
『桜木?珍しいな!』
『そっそうかなぁ?』
桜木神流(さくらぎかんな)
この春高校に入学したばかり。
入学式で一番にはなしかけてきてくれた
瀬戸口 凌(せとぐちしのぐ)
神流は凌に恋をしてしまった
『桜木!』
『あれ?谷村君?何?』
『好きだ!!!』
『へ?』
『返事まってるから!』
ちょっ…瀬戸口君の前でー(汗)
『谷村…そうだったのかぁ桜木!幸せにな!』
ズキッ
『うっうん』
『谷村君!!!私谷村君と付き合ってみる!』
『さっ桜木!』
なんで?
なんで瀬戸口君じゃないんだろ?
なんで私は谷村君と付き合ってるんだろ?
『神流?』
『あっごめん!ぼーっとしてた!』
『そっか!あ、神流プリクラとろうぜ!』
『いいよ♪』
瀬戸口君…
なんだろ…桜木が気になってしかたがない…
俺桜木が好きなのか?
いや桜木には谷村がいるしな…
お互いおもっていながら
『なぁ神流』
『何?』
ぐいっ
『んっ…』
ドンッ
『何するの!?』
『本当に俺の事好きか?』
『すっ好きだよ!』
嘘じゃない…
私本当に谷村君が好きだよ。
でもねやっぱり瀬戸口君がわすれられないの…
次の日
『柊!はいっ差しいれ!みんなでたべて!』
『うわっ神流ありがとう!すげー!』
『うわすげーうまそうなクッキー!桜木さんありがとうございます!』
『いえいえー』
はぁ…
谷村君か瀬戸口君か…
私は
谷村君をえらびます