パーティーLife

徳田 Zen  2007-08-28投稿
閲覧数[252] 良い投票[0] 悪い投票[0]

ドサッ。

台本が床に落ちた音にびっくりして、あたしはしーちゃんから離れた。

「健二、相沢に2人に気付かれない・・・・・・。
相沢、なんでここにいるんだよ?」
と、言いながら福城が部屋に入ってきた。

「しーちゃんと福城に、真紀とさっちのこと聞こうと思ってさ。」

「そっか。
知ってるなら、話が早い。
相沢、健二と一緒に相沢の家に帰ってくれ。
今、俊也さんが車出してくれるように話したから。
佐倉と巻に気付かれないように部屋から荷物とってきて、玄関に行って俊也さんの車待っててくれ。」

「うん。わかった。」

あたしは急いで、帰る準備をした。
真紀とさっちのことは福城に任せて、あたしは家に帰った。


「しーちゃん。
ソファーになんかに寝ないで、ゲストルームに泊まって。」

「ここでいいよ。
ゲストルームは、奏ちゃんの部屋の隣りだしさ。」

リビングのソファーで、寝ようとするしーちゃん。

「ここじゃあ、風邪ひくよ。
しーちゃん、ちゃんとベッドで寝て。」

あたしはしーちゃんの腕を掴んで、2階のゲストルームに連れて行こうとした。
「じゃあ、奏ちゃんが温めてよ。」

しーちゃんはあたしの腕を掴み返して、ぐいっと引いた。
あたしはその反動で、ソファーで寝ているしーちゃんの上に乗ってしまった。



Next

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 徳田 Zen 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ